講義題目
担当教員: | 堀江 薫(HORIE, Kaoru)
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期別: | 前期
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曜日/時限: | 水2
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講義室: | 文系総合館623室
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オフィス アワー: | 授業直後、ほか随時。メールによってアポイントメントを取ってください。
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言語類型論の観点から見た世界の言語と日本語
The Languages of the World and
the Japanese Language from a Typological Perspective 講義目的・ねらい
本講義では言語類型論という分野の入門として、受講生のみなさんが以下の(1)~(3)を達成できることを目指します。
(1)言語類型論という学問の分析手法・説明に関する基礎的知識を身につける。(2)世界の言語においてどのような形態・統語現象が普遍的であり、どのような現象が稀であるかを正しく理解する。(3)日本語の文法的特徴のうちどのような特徴が世界の言語によく見られるものであり、どのような特徴が日本語に特異的であるかを正確に理解する。
The objectives of this lecture class
are the following: I. to familiarize the students with the analytical method and explanatory tools employed in Linguistic Typology; II. to facilitate the students’ understanding of universal and non-universal (and even rare) manifestations of morpho-syntactic phenomena in the languages of the world; III. to help the students understand which grammatical properties of the Japanese language are cross-linguistically common or unique.
授業内容 (1)言語類型論という分野の全体像・方法論的な特徴・リサーチクエスチョンを最初に示します。
(2)言語類型論という分野の歴史的展開と現状を示します。
(3)言語類型論が日本語の文法研究にどのような洞察を与えてくれるかを述べます。
(4)言語類型論と、隣接研究分野である対照言語学の類似点、相違点を示します。
(5)言語類型論と認知・機能言語学といった関連分野との接点について
簡単に触れ、後期の「応用言語学概論b」の導入とします。 授業の進度等に関して
初回の授業で詳しい進度を示したシラバスを配布します。
教科書 リンゼー・ウェイリ-『言語類型論入門―言語の普遍性と多様性―』(岩波書店)
参考文献 バーナード・コムリー『言語類型論と言語普遍性』(ひつじ書房)
Croft, W. Typology and Universals (Cambridge UP,
2003)
他に関連論文
履修条件 特になし。認知言語学関連の授業を合わせて受講することを勧めます。成績評価方法・基準
(1)レポート(85%):単に他の研究成果をまとめた、自分の分析・考察を欠いたレポートは相対的に評価が低くなります。また、自分の方法論や仮説・主張を分かりやすく説明する工夫も評価の対象となります。
(2)授業参加(15%)
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